ART BOOK FAIR


04 MARUZEN&ジュンク堂書店 札幌店

札幌市中央区南1条西1丁目8-2丸井今井南館B2F-4F
営業時間:[書籍売場]10時~21時、[定休日]11月・12月無休
TEL:011-223-1911
URL:https://honto.jp/store/detail.html?shcd=70046&shgcd=HB320

芸術書担当 柏木 花恵

様々な展覧会が催される今、足を運ぶと老若男女問わず、多くの方が熱心に作品を観ていることを痛感します。幅広い世代の方に少しでも表現することの楽しさや、そこから生まれるワクワクを知ってもらえる良い機会になればいいな。と思っております。


「MARUZEN&ジュンク堂書店 札幌店」の「アートブックフェア」は、地下2階の「北海道の美術コーナー」で開催されています。

この黄色のポップを目印にしてくださいね。

書店員さんが選んでくださったのはこの4冊です。

2冊ずつご紹介します!

★ミュージアムの女
著者:宇佐江 みつこ

美術館に行くと、作品の近くにじっと座っている人の存在が気になったことはありませんか。
この本は、岐阜県美術館の監視員をつとめるスタッフさんが、座っている間に考えていること、お客様とのエピソードなどを描いた4コマ漫画が収録されています。SNSで連載され、とても人気だったお仕事漫画です。

座っている間の眠気はどうしているんだろう、、、?というのも気になりませんか。
あまり知る機会がない監視員の裏話の面白さと、擬人化されたネコの登場人物の可愛さで、どんどん読み進めてしまう、ほのぼのとした漫画です。「アート」ということを抜きにしても楽しめる一冊ですが、監視員の存在が気になって、美術館に行く楽しみも増えそうです。

岐阜県美術館のSNSでは、続編の連載が始まっていました!
・岐阜県美術館ツイッター
https://twitter.com/gifukenbi

★ゼロから分かる!図解落語入門
著者:稲田 和浩

「落語」初心者には、心強い一冊。寄席の裏側、噺の種類などの基本知識から、意外な豆知識まで、あらゆる疑問がイラストとともにわかりやすく紹介されています。

落語は知識がなくても、誰もが気軽に楽しめるエンタテインメントですが、江戸時代の職業や文化も知っていると、想像力が膨らんでより楽しめそうです。飛行機内のイヤホンで聞く、落語チャンネルも楽しみになりそうですね。

「どうやって落語家になるか、落語家データ、落語家団体の紹介もあるので、この一冊で落語についてかなり詳しくなれそうです。

★創造&老年
著者:横尾 忠則

日本を代表する美術家、グラフィックデザイナーの横尾忠則さん。
ある時、画家は長生きの人が多いことに気が付いたそうです。実際に横尾さんも創作がエネルギーとなっていることもあり、長寿と創作にひみつがあるのではないか、と思ったのをきっかけに80歳以上の現役クリエイター9人に生きること、創ること、年を重ねることを聞いた一冊です。

インタビューされているのは以下の9人。 小説家・瀬戸内寂聴、建築家・磯崎新、画家・野見山暁治、写真家・細江英公、美術家・李禹煥、俳人・金子兜太、小説家・佐藤愛子、映画監督・山田洋次、現代音楽家・一柳慧

90歳超え、100歳に近い対談者もいて、創る話だけではなく、病気やケガに悩まされ、老いを感じた話で盛り上がりながら対談しています。蜷川幸雄さんにもインタビューが決まっていたそうですが、残念ながら願いが叶わなかったそうです。

80歳を超えた現役のクリエイター、面白いです!歳を取ることも楽しそうですよ。

★コップってなんだっけ?
著者:佐藤ナオキ

デザイナー佐藤ナオキさんが手がけた新感覚の絵本です。どこにでもあるコップが、見方を変えてみると面白く見える!「人と違うこと、変なアイデアも歓迎してあげて」、と佐藤さん。親子でこの本を見て想像力を膨らますことを楽しんでみてください。


「北海道の美術コーナー」には、栗谷川健一、片岡球子といった北海道出身画家の本や、イサムノグチといった北海道ゆかりのアーティスト、北海道の美術史などの本が並んでいます。


こちらのコーナーに来ると、「この絵、見たことがある!」「この人も北海道出身だったの?」といった発見があるかもしれません。そのことを知るだけでも「アートの入口」。 芸術の秋にふらりと書店に立ち寄ったら、「芸術」の本コーナーにも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。新たな発見があるかもしれません!

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