SAPPORO ART STAGE 2016



ART STREET NEWS


ART STREET作品紹介(3)             鈴木悠哉、張小船、村上慧、進藤冬華

ART STREET作品を紹介致します。

鈴木悠哉/インスタレーション
11-08_アートストリート_054
キャプションより
作品タイトル
archegraph study
ドローイングを主軸に制作しています。
最近は、街の風景の中の要素をドローイングのプロセスを通じて抽象化する、ということを
主に行っていますが、今回の展示ではさらに、それらのイメージを立体物に転換し、街の中、
チカホという公共空間に再配置する、ということを行っています。

 

 

張小船/インスタレーション
11-08_アートストリート_061
キャプションより
作品タイトル
人魚 Forever I’m Walking Towards a Sea
この作品は3年前に上海の地下鉄通路で行ったある歩行パフォーマンスをもとにしています。
夕方のラッシュアワーに、私は人びとと逆の向きに歩きました。極端にゆっくりと、早足に
過ぎ去る人びとのあいだで、ほとんど立ち止まっているかのようでした。歩けばたった3分
の2つの路線の乗り換え通路を50分ものあいだ、人波に向かって歩きつづけました。時間
の感覚はそのために崩され、混乱し、その基準となる長さや目的を失うことになりました。

今回、札幌での展示会場となった地下鉄札幌駅から大通駅までをつなぐ地下歩行空間(チ・
カ・ホ)では、時間以外に、空間についても考慮しました。地下歩行空間というのは、日々
の変化に富んでおり、同じ顔を見せることはなく、人々がやって来ては去っていき、せかせ
かと過ぎ行くだけで留まることがありません。彼らはどこからかやって来て、そしてまたど
こかへと向かっていきます。畳と海の波の音が、現代的で無機質な地下空間を微妙に変化さ
せます。それでは、札幌の地下歩行空間の畳とテレビをお楽しみください。

 

 

村上慧/インスタレーション
11-08_アートストリート_071
キャプションより
作品タイトル
日記看板
スウェーデンでの移動生活の日記を看板にしたものです。

 

 

進藤冬華/インスタレーション
11-08_アートストリート_080
キャプションより
作品タイトル
点点点を辿る
作品を制作するとき、布を用いることがよくあります。コスチュームのようなものを制作し
たり、パッチワークのように布をつなぎ合わせたり・・・。こうした制作をする場合、着な
くなった衣服や着物を解体して使用したり、手元にある端切れを用いたりすることが多いで
す。それは裁縫の得意な私の祖母が縫い物をするときいつも、着なくなった衣服などを再利
用して別の何かを作っていたことから、私もそれに習ってある物を使うことが自然に身に付
いたのだと思います。

今回の展示では、スーツと着物を解体し、解体したパーツを並べています。普段制作の過程
で衣服を解体するときは塗ってある糸をほどき、布のパーツに分け、その後新たな作品に使
用するというプロセスを経ます。衣服を解体すると、見えない裁縫技術や一つひ一つのパー
ツの形の面白さなどを目の当たりにする事ができ、こうした驚きが今回の作品へ繋がりまし
た。」スーツと着物を選んだのは、同じく体を包む機能がありますが、違う背景や歴史を持
つ2種類の衣服を並べて比較してみるために選びました。

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