ART STREET NEWS
HOME > ART STREET NEWS
キッズアートフェス講師 アーティスト紹介(2)

キッズアートフェスでは、さっぽろアートステージの期間中様々なアーティストが
講師となってワークショップを開催しております。
キッズアートフェスで講師を行ってくれたアーティストの方々を紹介致します。

黒田晃弘
黒田さんワークショップ2

ホームページhttp://8lamps.com

石狩市在住、芸術家。1970 年札幌市生まれ。
自作の木炭で、出会う人の顔を描く。会話を重ねてその人の内面的な人物像を浮き上がらせるように描くその画法は、」似顔絵から「人仏画」(じんぶつが)へと名称が変化し、唯一無二の表現となった。

■主な企画展
2005 「横浜トリエンナーレ2005」山下ふ頭(横浜市)
2006 「立川市国際芸術祭2006」国定公園、市民ギャラリー(立川市)
2006 「FIXMIXMAX」北海道立近代美術館(札幌市)
2008 「FIXMIXMAX02」ESSEギャラリー(札幌市)
2011 「札幌ビエンナーレプレ企画展」北海道立近代美術館(札幌市)
2014 「北の脈 -North Line-」500m美術館(札幌市)
■主なプロジェクト
2006 「バングラデシュ40 日間道の上より~ ANGKAL(約束)」(ダッカ、バングラデシュ)
2007 「ガン病棟での似顔絵による対話」クリニカET(横浜市)
2010 大通高校似顔絵プロジェクト「TravellingThrough Humanity」大通高校(札幌市)
2011 東北大震災被災地大船戸を慰問、似顔絵をプレゼント
2014 「フェンスアート、似顔絵ワークショップ参加作品展示」円山動物園、大通り公園4丁目(札幌市)
2014 「アトリエランプ再生プロジェクト」
■メディア(ドキュメンタリー)
2005 UHBスーパーニュース「似顔絵アーティスト黒田晃弘」ドキュメンタリー出演
2005 NHK「新日曜美術館」出演、アナウンサー山根基世を描く
2008 NHK ほくほくテレビ特番「似顔絵アーティスト黒田晃弘」ドキュメンタリー出演
2008 STV D!アンビシャス「画家黒田晃弘」ドキュメンタリー出演
■ワークショップ
2005~「似顔絵ワークショップ」横浜文化財団、横浜市旭区文化センターサンハート、札幌市と連携して、
各小学校などで開催中

祭太郎
0345_K-O_祭太郎
現代美術家、鍼灸師、1977年北海道名寄市生まれ、1998年公共の路上で突然一人で受け身をとる身体パフォーマンスを、
痛みを含めその様子を撮影、周囲のリアクションを含めた映像作品やライブをギャラリーなどで発表、2003年媒介者(祭の妖精)をコンセプトにした祭太郎というキャラクターで表現を始める。2007年北都プロレス、リングアナウンサーとして活動開始、2010年より鍼灸師の資格をとり人々の痛みを和らげる仕事を始める。現在作家活動と並行で行っている。

1977 北海道名寄市出身
1999 CAIアートスクール卒
2010 北海道鍼灸専門学校 卒

主な展覧会、イベント
2003~2015 RISING SUN ROCK FESTIVAL 2013 in EZO /石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ(石狩)
2007~2015 さっぽろアートステージ (札幌) 
2014 さっぽろアートステージ ART STREET / 地下歩行空間 (札幌) 
2013 旅するアート /500m美術館 (札幌)
2013 まつりのつぼ /CAI02(札幌) 
2012 春山登山展 /hickory03travelers(新潟)
2011 サッポロ未来展」/北海道立近代美術館/(札幌)
2011 横浜トリエンナーレ特別連携プログラム 新・港村~小さな未来都市 BankARTLifeⅢ(横浜)
2008 FIX・MIX・MAX!2-現代アートのフロントライン[最前線]- /宮の森美術館(札幌) 
2008 雪国の華 /M50 Creative Garden, Vanguard Gallery 上海莫干山路50号 – 4号楼A座204、6号楼1F、18号楼1F 
(3会場)(上海)
2006 FIX・MIX・MAX!-現代アートのフロントライン[最前線]- /北海道立近代美術館(札幌)

鈴木悠哉
鈴木様WS風景
1983年福島市生まれ ベルリン在住
日本大学芸術学部を卒業後、2008年から札幌を拠点に制作活動を行う。2012年に渡欧。現在は主にヨーロッパのレジデンスプログラムを中心として制作活動を行っている。
主な展覧会に「Duende studio residency program 」(ロッテルダム、2012)、「SIM residency program」(アイスランド 、2014)」、「artistic dialogue 」(ベルリン、2014)、「Jeune creation 」(パリ、2013)、「映像ワークショップ」(テヘラン、2011)、札幌においての主な展覧会として、「out of the music/once I saw the vacant valley」(CAI02、2013)、「庭とその半分、せかい、その他」(CAI02、2012))などがある。

<経歴>
主な個展
2013 once I saw the vacant valley / CAI02 (札幌)
2012 庭と、その半分。せかい、その他/ CAI02 (札幌)
2011 かみさまといちにち/ salon cojica (札幌)

主なグループ展

2014 札幌国際芸術祭2014 / 500M美術館 (札幌)
2014 12 Leyer / SIM gallery (レイキャビック)
2014 Becoming Undone /Kleiner salon(ベルリン)
2013 Jeune Creation /rue centquatre (パリ)
2012 last one before the break / Duende (ロッテルダム)
2012 日常の冒険/ 500M美術館(札幌)

高橋喜代史
一般社団法人PROJECTA ディレクター
高橋様WS写真
1974年妹背牛町出身。鉄製の書道の筆や、立体的な擬音語/擬態語、パフォーマンス映像など、様々な領域を横断する作品を制作し人のつくりだす境界について考察している。主な展覧会として北アイルランドやニュージーランドでの個展、上海でのグループ展、中国吉林省図門江彫刻公園にモニュメント設置など札幌を拠点に活動。1995年ヤングマガジン奨励賞受賞、2001年ビッグコミックスピリッツ努力賞受賞、2010年JRタワー「アートボックス」グランプリ受賞。2012年より、500m美術館の企画展、札幌駅前通地下歩行空間での[Public Art Research Center|PARC ]、「すすきの夜のトリエンナーレ2014」など展覧会やアートプロジェクトの企画運営も行う。2015年一般社団法人PROJECTA設立。

■個展
2015 「擬音祭 2015」テラス計画 (札幌)
2014 「border project」CAI02 (札幌)
2014 [mimetic world] -擬態のことば、せかい- ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE / GINZA (東京)
2014 [mimetic world] -擬態のことば、せかい- ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE / SEMBA (大阪)
2010 「バーン」JRタワー札幌駅アートボックス (札幌)
2010 「Team Kibo」Snow White gallery (オークランド、ニュージーランド)
2008 「Hybrid Art 2」 Catalyst Arts Gallery (ベルファスト、北アイルランド)
2007 「ハイブリッドアート」 CAI現代芸術研究所 (札幌)
1998 「ブルドーザー」 リーセント美術館 (札幌)
■主なグループ展
2015 今村育子 高橋喜代史 2人展「とおいおと」 ギャラリー門馬 (札幌)
2014 「そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト2014」万字線朝日駅 (岩見沢)
2012 「三笠奔別アートプロジェクト」住友奔別炭鉱・選炭施設内 (三笠)
2012 「Media Arts Summer Festival 2012」インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌)
2012 「Back from Japan」HPZ−Foundation (デュッセルドルフ、ドイツ)
2012 「オープニング記念展:後期展」500m美術館 (札幌)
2011 「おおさかカンヴァス2011」大阪府咲洲庁舎 (大阪)
2011 札幌ビエンナーレ・プレ企画「表現するファノン」 札幌芸術の森美術館 (札幌)
2009 「雪国の華」 M50 Creative Garden上海莫干山路50号18号楼1 (上海、中国)
2008 「FIX・MIX・MAX!2」宮の森美術館 (札幌)
2007 開館30周年記念企画「Born in Hokkaido」北海道立近代美術館 (札幌)
1996 「エラー展」リーセントギャラリー (札幌)
■受賞、助成、レジデンス歴
2010 「JRタワーアートボックス」グランプリ受賞 (JR北海道)
2008 「S-AIR AWARD 海外派遣プログラム 北アイルランド」QSSスタジオ (ベルファスト)
■パーマネントコレクション
2011 中国吉林省図門江彫刻公園モニュメント

Category: NEWS
キッズアートフェス講師 アーティスト紹介(1)

キッズアートフェスでは、さっぽろアートステージの期間中様々なアーティストが
講師となってワークショップを開催しております。
キッズアートフェスで講師を行ってくれたアーティストの方々を紹介致します。

ダム・ダン・ライ
1288_流木アート
1973年ベトナム・フート省生まれ。2000年地元美術大学彫刻科卒業後、制作の場をベトナムから札幌に移す。2007年小樽市にアトリエ兼ギャラリーを設立し展覧会を企画運営。美術振興にも積極的な活動をしている。自身の故郷、ベトナム−ダクラック省の先住少数民族が伝統的に継承している生命の色:「赤」をモチーフに、主に森や動物、川の流れなど自然からインスピレーションを得て作品を創作。人の生活が織り成す「集団性」や「文化」、人間の潜在的な「直感」と触発しあうことによって生まれる高い「能力」をコンセプトにしている。「人の作用」と「自然の力」の均衡を考えるアーティストである。

主な展覧会
2011
森Entrance (彫刻展)Dalaspaceと法邑ギャラリー
抽象。具象彫刻60人展ー北の作家たち 本郷新記念札幌彫刻美術館
A Muse Land Tomorow.色て不思議展 The Power of Color 北海道立近代美術館、
2010
頼棘 Dalaspace,小樽
北海道立体表現展10 札幌芸術の森美術館、
Plus 1 This Place 本郷新記念札幌彫刻美術館
2009
ひかり 品品法邑、札幌
高松石彫トリエンナーレ 石川県
Plus1,North to North 16Ngo Quyen, Hanoi, Vietnam
ながれ、アトリエ3モア、音威子府村、北海道
いきるもの(彫刻展)法邑ギャラリー、札幌
ブロンズの花びら Dalaspace,小樽
Lai1,ギャラリー39 Hanoi,Vietnam
2008
SELBST(Art Performance) 札幌芸術の森
北海道立体表現展08 北海道立近代美術館
One World STVエントランスホール(札幌)
360°improvisation (Art Performance) Dala Space(小樽)
River Dala Space(小樽)
2007
Dam Dang Lai Exhibition DalaSpace(小樽) Tom’s Cafe(札幌)
2006
Kagefumi ギャラリー紀(札幌)
2005
1-2-3-4-5彫刻 16Ngo Quyen Gallery(ベトナム)
MEMO Tom’s Cafe
2004
「顔」Cafe ESQUISSE(札幌)
「斜光」大同ギャラリー(札幌)
「Image」彫刻&絵画作品 The Prestige Gallery

オータニアートキャラバン(札幌大谷大学芸術学部美術学科教職課程)
1189_いのちの森
2014年よりスタートした札幌大谷大学芸術学部美術学科教職課程によるアートプロジェクト。
学校などに美術作品を持ち込み移動美術館や大型ワークショップを行う活動を展開している。

2014「アートの世界に飛び込もう!」/美唄市立峰延中学校・峰延小学校
     札幌国際芸術祭関連事業 水上アート「輪 -Rin-」/札幌市手稲前田森林公園

2015「集まれ!アニマルアーティスト」/美唄市立茶志内小学校
    「虹色キャンバス」/石狩市こども未来館あいぽーと

佐藤隆之
1401_切り絵で立体昆虫をつくろう!
2006『ペーパースクラプチュア』『ワイヤースクラプチュア』の作品を制作。
2007天皇皇后両陛下ご列席の『全国植樹祭』でのアートパフォーマンスを皮切りに美術家として活動を開始する。
美術館、アートギャラリー、教育機関、アートイベントなどで、作品展、ワークショップ開催など多数。
2009年度、2011年度六花亭主催公募展『六花ファイル』選出。

2015.10鴨々川ノスタルジア ワークショップ
2015.8政和ART FES ワークショップ
2014.12きのとや大丸札幌店 個展
2014.8札幌国際芸術祭ECO美術館 ワークショップ
2014.7FAbULOUS WALL 個展
2014.7札幌国際芸術祭2014札幌水道局フェスタ ワークショップ
2013.9Artist In School(by sair_ais_programs)
講師
2012.12公益法人北海道文化財団 個展
2010.8札幌芸術の森『佐藤忠良記念こどもアトリエ』 ワークショップ
2010.8六花亭福住店 個展

植田 美知代
1204_バルーンアート
札幌生まれ札幌在住。2000年バルーンアート発祥地アメリカに渡り8ヵ月間修業。2002年バルーンサプライズとして個人事業を開始。バルーン業に加え国内外数々のイベントに参加。近年では2009年米国BalloonCampノンラウンド部門入賞。2012年個展。2014年米国で世界中からバルーンアーティスト75人集結しビル6階高さの巨大作品を風船55000個で4日間制作など。2007年Qualatex公認(バルーン産業の世界基準)バルーンアーティストCBA取得。

2015  FLOAT2015 ラージ作品部門制作・講習/イベント参加(セントルイス/米国)
2014  Balloon Manor2014 巨大立体物制作プロジェクト (ロチェスター/米国)
世界中から75人集結・6階建てビル高さを55000個で4日間制作・展示5日間
2012  ギャラリー門馬ANNEXで個展 (札幌)
2009  BalloonCamp イベント参加・ノンラウンド部門入賞 (ラスベガス/米国)
2008  さっぽろアートステージ 500m美術館 展示 (札幌)
2007  Qualatex公認(バルーン産業の世界基準)バルーンアーティストCBA取得。QBN会員。
2002~ 国内外のバルーンイベント・講習に参加・コンペティションノミネート及び入賞
2002~ バルーンサプライズとして個人事業を開始。
2000  バルーンアート発祥の地、アメリカ・ラスベガスへ単身渡る。

Category: NEWS
ART STREET作品紹介(3)
唐仁原希、川村元紀、樫見菜々子、風間天心

ART STREETの展示作品をご紹介致します。

唐仁原希<絵画>
0777_ART STREET

作品キャプション
唐仁原 希 TOJINBARA Nozomi
作品タイトル「さよならの棘/縦1620×横5820mm 油彩・キャンバス 2015」

 子供の頃、テレビで見たアニメ「フランダースの犬」の最終回、主人公ネロとその愛犬パトラッシュが教会で、尊敬してやまなかったルーベンスの絵画を遂に見たあの有名なシーン。彼らと共にその絵画作品に大変感銘を受けた事を覚えています。

 近世の西洋絵画のなかでも、特にバロック絵画。光と影の演出による劇的なドラマ性、華やかでいてどこか陰鬱な世界観、写実の中にみる人間表現、伝統的な油彩技法による美しい色彩。その特有の技法の中に、私が表現したい世界との親和性を感じています。
 古典的と言われる技法に、今に生きる自分自身のリアリティを重ねながら、現代における絵画表現の可能性を探求しています。

 私の作品に登場する子供たちは、完全ではない未熟な人間の魂です。人が生きている中で感じる不安や孤独感。画中の彼らにそれらを託すことで、その理由を認識し、昇華できればと思います。

川村元紀<インスタレーション>
0786_ART STREET

作品キャプション
川村 元紀 KAWAMURA Motonori
作品タイトル「 Maze 」

子供の頃、ノートに迷路の落書きをしていた人は結構多いのではないでしょうか。
迷路は誰でも簡単に書くことができ、簡単に解くことができるものですが、それ故に迷路には原初的な創作の要素が純粋な形で宿っているのです。

迷路を書くということは、スタートとゴールという点を繋ぐ線を描くということであり、その繋ぎ方を工夫するということです。
ここには何かを作り始めることの根源的な衝動があります。

そして、迷路を解くということは、線に沿って視線を動かすということであり、能動的に観ることの原点でもあります。
そしてまた、観ることが一つの創作行為でもあるとするならば、視線を動かすということはドローイングでもあるということなのです。

ここに、ひとつ変な迷路をつくってみましたので、ぜひ解いてみてください。

樫見菜々子<インスタレーション>
0793_ART STREET

作品キャプション
樫見!菜々子 KASHIMI Nanako
作品タイトル「雨をみる時間」

地下歩行空間ができてから
雨の日や雲の日や、そうでない時にも
ここを歩くことが多くなった。
突然の雨に軒下で雨やどりをするなんていうことは少なくなったのだろうか。
そんな時間は無くて、どんどん進む。
便利の中を歩いてただ、通り過ぎるだけの時間。
おもての出来事に立ち会う瞬間の減少は
光や温度や湿度やかすかな気配を感知する力を鈍くさせる。

雨宿りのような一見ムダに見える予定外の時間には
ふと、我に返ったり
逆にぼんやりと、ただただ景色を眺めたり
ついさっきまで自分のいた場所を見つめる時間が現れてきたりするのではないだろうか。

向こうが透けて見える布越しの風景。
この薄い一枚を通してみる世界は
像がすこし曖昧になるが、そうすることで見えてくるものがある。
曖昧をはっきりと「それ」とわかるようにみることで安心しようとするが
わからず浮遊な状態をそのとおりに受け止めてみるのもいいと思う。
少し立ち止まって目を澄ませ
視点を合わさずぼんやりと
透明な雨粒を眺め
違う時間軸へゆく。

風間天心<水引絵画>
0804_ART STREET

作品キャプション
風間 天心 KAZAMA tengshing
(平面)作品タイトル「 Ebb-Ripple 」
(神棚)作品タイトル「 Borderline 」

作品「Ebb-Ripple」は「水引」を用いています。
日本人が中国文化を新たな形で発展させた水引。 これを素材にまで還元し「西洋絵画」として再度アレンジしました。
ぼくは僧侶でもあり、多くの家へお参り(お祈り)をしにいきます。
仏壇のある床の間でよく見かけるのがこの「水引」という文化です。この素材は仏教でも神道でも使われますが、そのどちらでもない日本人の「民族信仰」を感じます。
作品「Borderline」は「神棚」を用いています。 2011年の津波で「浸水線」に沿って神社が建てられていることが判明しました。 これは古代の日本人が残したメッセージです。
日本は物理的な波、社会的な波、様々な波の脅威に晒されていますが、どんな波に飲まれても形を変えて残るのが真の「文化」です。日本でも消えかけているこの「水引」という文化に新たな形を与え、新たなメッセージを残していけたらと願っています。

Category: NEWS
ART STREET作品紹介(2)
大島慶太郎、小川智彦、山崎阿弥、入江早耶

ART STREETの展示作品をご紹介致します。

大島慶太郎<映像>
0728_ART STREET
作品キャプション
大島 慶太郎 OSHIMA Keitaro
作品タイトル
blur(16mm/サイレント/5分/2007年)
Thinking Dot (16mm/サウンド/8分/2011年)
Mind Mounter(HD/サウンド/12分/2015年)
scratching the mirror(HD/サウンド/5分/2015年)
全上映時間30分

映画における表現メディアとしての構造を解体・再構築することで作品展開を続ける大島の最新作を旧作、近作とともにまとめたプログラム。blur(2007)ではアナログフィルムの現像プロセスや触覚的要素について、正規のプロセスに対する皮肉も交えて表現している。Thinking Dot(2011)では、概念的な「点」の存在を物理的なフィルムへ定着しアニメーション化している。音声は光学音声トラックに配置されたドットにより生成される。Mind Mounter(2015)は、「記憶の価値」をテーマとした近年のシリーズ作品の1つ。使い古しの絵葉書を再構成し映画化した作品。最新作scratching the mirror(2015)では、様々な形態で記録が蓄積されてゆく現代において、視覚的な記録から記憶の欠片を見出し映画としてシェアしてゆく。

[上映スケジュール]
10時~11時
12時~13時
14時~15時
16時~17時
18時~19時
20時~21時

小川智彦<映像>
0739_ART STREET
作品キャプション
小川 智彦 OGAWA Tomohiko
作品タイトル「一瞬の前後」

目での記憶はあやふやで、一瞬前の光景も視覚としては覚えていないと、ふと何かを眺めているとき良く思います。
裏を返すとごく日常的な光景も、驚く程の様々な一瞬で満たされているのだと思います。
この映像は6面のモニターを窓に見立てて制作していますが、個々のモニターは1秒ずつのズレがあります。隣合ったモニターは1秒先の未来または過去を写しているとも言えます。

山崎阿弥<オブジェ・映像>
0757_ART STREET

0751_ART STREET

作品キャプション
山崎 阿弥  YAMASAKI Ami
作品タイトル「満ち欠ける耳」
      「聞こえる」

『満ち欠ける耳』は、今ここにある音を新しく聞く道具です。貝殻を耳にあてると潮騒の音が聞こえる、という話を聞いたことがありませんか?人間の耳には様々な音が運ばれてきますが、貝を耳にあてるといくつかの周波数がさえぎられて貝の内部の構造や容積に共振しやすい音だけが聞こえてきます。それが海のつくる音に似ていて、さらに自分の血流の音も一緒に聞こえて、あわせて潮騒だと感じるのだそうです。
いろんな現象に触れるたび、「音が聞こえる」とはどういうことなのかを考えます。「あのね、」と誰かに話しかけた後、「あのね、」の音はどこへ?聞こえなくなった音はもう存在しないのでしょうか。「あのね、」の前の世界と後の世界は果たして、同じでしょうか。人を好きになると、その人と出会う前の自分に戻れない…ようなことが、音と私たちの間に起きてはいないのでしょうか。『聞こえる』はそんな音のゆくえを思いながら作ったアニメーションです。

入江早耶<インスタレーション>
0761_ART STREET

0770_ART STREET
作品キャプション
入江 早耶  IRIE Saya
作品タイトル「カムイダスト」

アイヌ民族の伝統的信仰カムイから着想を得ました。カムイは私たちの身辺あらゆるものに神が宿っているという概念だそうです。私の「消しカスダスト」もまた、日常の万象をモチーフにしていて親近感を覚えました。この作品は札幌市内で本や写真など身近なものを収集し、図像を消したカスを用いて、北海道の神様を立体化しました。

Category: NEWS
ART STREET作品紹介(1)
力石咲、百瀬文、前田真治、ポリプラネットカンパニー

ART STREETの展示作品をご紹介致します。

力石 咲<インスタレーション>
0703_ART STREET
作品キャプション
力石 咲 CHIKARAISHI Saki
作品タイトル「魔法に包まれて」

「イランカラッテ」。
今回私が作品にするチカホの柱に書かれているこの言葉は、「こんにちは」という意味のアイヌ語のあいさつである。この柱は、札幌の厳しい自然環境において、人々の安全で快適な移動を助ける地下歩道を支えている。では昔からアイヌの人々がこの厳しい環境と共存していくなかで心の拠り所としていたものはなにか。それは自然崇拝という考え方であり、私はアイヌの人々が身につけるものに施された文様に着目した。自然から生まれた形の模様を複雑に組み合わせて施すことで、目に見えない霊から身を守るという魔除けの意味があるという。
地下歩道ができる遥か昔から大自然と共に生きてきたアイヌの人々に敬意を込めて、私はアイヌ文様から誘発されたイメージを自分なりの方法でこの柱に施していく。自然災害の頻発で感じさせられることの多い自然と人間のこれからの関係性を自分なりに模索しながら..。

百瀬 文<映像インスタレーション>
0716_ART STREET
作品キャプション
百瀬 文 MOMOSE Aya
作品タイトル「作品タイトルは「サンプルボイス」ではなく「The Recording」」

日本のアニメーション制作の現場で声優として活躍している、小泉豊(代表出演作:「廻るピングドラム」「NHKにようこそ!」など)と行ったプロジェクト。作家と声優は、事前にどこかで行われた「声優」という仕事をめぐるインタビューの台本を読みながら再演している。まぎれもない現実的な肉体を伴った「声を吹き込むもの」としての彼らの意識は、その声を本来吹き込まれるべきキャラクターの身体とのあいだで次第に揺さぶりをかけられていくことになる。

前田真治<インスタレーション>
0705_ART STREET
作品キャプション
前田 真治 MAEDA Shinji
作品タイトル「ラルフ・ヒュッター+エメット・ブラウン」

ソーラー付き電卓が発売されて約40年が経った現在、各家庭に1個以上配布されきった電卓は、昨今のスマートフォン事情に押され一般家庭で使用される頻度は皆無に等しいかもしれません。今や台所脇の抽斗に押し込まれ、たまに開閉される時に漏れる光を受けて刹那にゼロを浮かべるのが関の山です。先の東日本大震災によって原発否定の気運が高まる中、再生可能エネルギーへの注目は増す一方で、ソーラー事業はその筆頭です。そんな時代にあえて電卓が復活の狼煙を上げるならば、こんな感じもありだろうと考えつつ、小学生が思いつきそうな物を実際に作ってみるという大人買い的なモチベーションも孕んでいます。更に深追いするなら、せっかく電卓で電気を取るシステムであるなら”暗算が速くなる機械”の電源として生き返ってみてはどうかという幼稚園児的発想も盛り込んでいます。
実際にどう?かという問題ではなく、多くの電卓が注ぐ命を受けて、誰それが暗算が速くなった気になるプラシーボ効果を狙うものでも、電卓の権威を損なうことはないと考えます。

ポリプラネットカンパニー<デモンストレーション>
0720_ART STREET
作品キャプション
ポリプラネットカンパニー(polyplanet company)
作品タイトル「ソフトスカルプチャーパラダイス」

ポリプラネットカンパニーは、廃棄物素材を利用して、新鮮な時間や空間を提案するグループです。大量消費社会の後に必ず蓄積される大量の廃棄物。その最終的な行く末を憂いながらも、その素材としての可能性を無視できず、なにかを作り出そうとするネットワークメンバーによって構成されています。

2000年に藤浩志によって提案されたビニールプラスチックコネクションは、その活動の結果、おもちゃの破片、キャラクター人形、ぬいぐるみ、キャップやポリ袋などのポリプラ素材が膨大に蓄積されることになりました。ポリプラネットカンパニーはその素材に着目し、生活空間や公共空間を演出するツールとしての作品を制作し、新しい地域での活動の創生を試みようとしています。

Category: NEWS
アートストリート参加アーティスト紹介

今年のアートストリートは、CAI現代美術研究所 佐野由美子さんをコーディネーターに様々な現代アート作品を展示致します。

テーマ
コンパスのみつけかた/子どもたちの未来

参加アーティスト
01,力石咲<インスタレーション>
02,百瀬文<映像インスタレーション>
03,前田真治<インスタレーション>
04,ポリプラネットカンパニー<インスタレーション>
05,大島慶太郎<映像>
06,小川智彦<映像>
07,山崎阿弥<インスタレーション>
08,入江早耶<インスタレーション>
09,唐仁原希<絵画>
10,川村元紀<インスタレーション>
11,樫見菜々子<インスタレーション>
12,風間天心<水引絵画>

as_150915_img

力石咲作例 photo:刀塚浩介

Category: NEWS