アートブックフェア(札幌大学図書館)

札幌大学図書館

http://www.sapporo-u.ac.jp/lib/

社会人になってしまうと、学校の変化が気になりながらも母校に遊びに行くこともなくなり、
母校以外の学校に入るというのは、なかなか機会がないのではないでしょうか。

西岡にある札幌大学の図書館の2階でも、アートブックフェアが開催されています。
初めて利用する方は、2階のカウンターで身分証明証の提示後、、当日限り有効の「入館証」をもらって閲覧が可能です。
図書の貸出を希望する場合は、身分証明証のほかに、証明写真1枚の提出で「図書館利用許可証」の交付を受けます。
アートブックフェアのコーナーは、2階の入口を入って、突き当り左奥にあります。

先に目に入ったのは、一部だけ「貸出不可」になっている貴重そうな本や資料。
これは、歌舞伎・民俗芸能研究の第一人者であり、早稲田大学名誉教授だった故・郡司正勝さん(札幌出身)から寄贈された約2万点の一部。
札幌大学の元学長、山口昌男さんと親交があったため、国立劇場や早稲田大学の演劇博物館でしか見られないような貴重な書籍や資料が寄贈され、「郡司文庫」として収蔵されています。
東京の研究者も見に来ることがあるそうです。

今回は、歌舞伎の台本やパンフレット、書籍などを実際に手にとって見れる貴重な機会となっています。貸出不可のものもありますのでご注意ください。
特に、実際に使われた歌舞伎台本。
ト書きや、修正、仕草の説明などがびっしりと記入され、役者の細かい仕草を表現した絵もついています。
難しい日本語が並び、細かい表現とともに、かなりの分厚さ。改めて歌舞伎役者のすごさを知りました。
演劇に関わる方、観劇が好きな方、美術などの裏方さんには、大変勉強になりそうです。

ほかには、札幌大学の特色が現れた書籍たちが。
卒論に取り上げる学生が多いという、スタジオジブリ関連の本。松田優作、山田洋次監督などの映画、演劇に関する本も並んでいます。

ロシア語学科がある関係で、日本のデザイナーにも影響を与えたというロシアの絵本も紹介されています。

また、吹奏楽のレベルが高い札幌大学。吹奏楽の本も紹介されています。
バンドをやっている学生にはヴォイストレーニング、ドラムの本などが人気があるそうですよ。

ちょっと学生気分を味わいながら、大学図書館で1日過ごすのも新鮮ですね。