ソウルに行って来ました
7月3日から4日間、ソウルへ行って来ました。雨には降られなかったものの、梅雨空でした。
さて、今年の札幌劇場祭2009には、ソウル演劇祭2008大賞作品/劇団小さな神話「夢の中の夢」がやってきます。その劇団小さな神話が別の公演「トンガンリ村のミステリー」をやっていたので、打ち合わせがてら見に行ったのです。戦後の韓国の小さな村を舞台に、失踪した村のボスを巡るドタバタから村コミュニティの様相が浮かび上がる芝居です。
この劇団代表は、キル・ヘヨンさんという素敵なマダムで、(写真)もちろん札幌公演にも来ます。
「私、札幌に住みたいので、『マダム海蓮』というお店を開こうかしら」などと、妖しいことをおっしゃっていました。
因みに、「海蓮」は「へヨン」の漢字表記です。

写真は、「だるまさんがころんだ」公演パーティ(7月5日 ソウル大学路)
前列左から、キム・カンボ、キル・ヘヨン、私。後列、イ・ナミ
また、同じ時期に、一昨年の札幌劇場祭2007に参加した劇団青羽(チョンウ)が、「だるまさんがころんだ」という日本の坂手洋二作の芝居をしていたので、これも見ました。地雷を巡る重いテーマの芝居をすっきりとしたユーモア溢れる舞台に仕上げていました。さすがです。

「だるまさんがころんだ 」(7月5日、大学路アルコ劇場)
左がイ・ナミ
劇団青羽が札幌劇場祭2007に参加し、劇団TPS(札幌劇場祭2007優秀賞)がソウル演劇祭2008に参加して交流を深めたことがきっかけで、今年の札幌劇場祭2009では、TPSと青羽が提携し、「蟹と無言歌」を公演します。TPSの斎藤歩が書き、青羽のキム・カンボ(写真)が演出し、俳優は両劇団員が参加します。
写真のもじゃもじゃ頭の人は、イ・ナミさんという韓国を代表する役者さんですが、宴もたけなわになり、こう言います。
「『蟹と無言歌』に出たい」
「じゃ、蟹の役ではどうですか」と私。
「うん、いいね。世界一の蟹役者になるぞ」と蟹歩きをするイさん。
「じゃ、私はエビをやるから出してくれ」と言ってエビのまねをする他の役者。
大爆笑の演出家キムさん。
そんなこんなで、写真では蟹のまねをしているイ・ナミさんです。
■平田修二(札幌劇場連絡会会長/TPSチーフプロデューサー)