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2008.12.08
フィガロの結婚 札幌オペラスタジオ
●公認市民記者 小川 真生(54歳・主婦)

登場人物の息づかいが伝わるレチタティーボが、特に生き生きしていました。
歌い手と息の合ったチェンバロ、
そして舞台をリードしていくピアノ。
両方の演奏によって、心地良く、狂った1日「フィガロの結婚」に引き込まれて行きました。
舞台の上を自由に駆けめぐる歌い手の動きも美しかったです。
言語を消化しつくした上で、キャラクターを作り上げているのも、分かりました。
札幌オペラスタジオの「フィガロの結婚」に懸ける愛情の深さと情熱は計り知れない物があり、深く深く「フィガロの結婚」のテーマとは何かという所まで読み込んでいます。
どのように解釈するかは各人各様で正解などあり得ないと思いますが、今日のステージを見て、男女のわかりあえない悲しさ、せつなさ、滑稽さを感じ、そして愛すべき登場人物達が繰り広げる愛情劇のさまざまなパターンを通して、つまりは、愛する喜び、幸せを歌っているのではないかと感じました。
合唱も美しく、キャスト、合唱によるダンスの切れも良くまったく乱れがありませんでした。
大道具、衣装等の舞台上の色彩も洗練されていて、楽しめました。
存分に聴き、そして観る事が出来て、胸が熱くなりました。
12月5日/札幌市教育文化会館小ホール
(写真は事務局で撮影しました)



