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Archive for 12月, 2008

さっぽろオペラ祭2008
札幌室内歌劇場公演オペラ
「愛情講話歌劇編~
うたってわらってこいのおさらい~」

●公認市民記者 小川 真生(54歳・主婦)

「観客に楽しんでほしい」という出演者、スタッフの思いが伝わってくる舞台でした。

舞台設定もユニークで、第一部、第二部ともに、「フィガロの結婚」の伯爵と伯爵夫人そして、フィガロとスザンナの二組がお互いの幸福の為に男心、女心をオペラの登場人物の歌を通しておさらいしていくというストーリーになっています。

第二部は「キャバレー“グランドオペラ”」に場面が移っており、ミラーボールが回り、ナイスボディーのバーニーちゃんが
三人もいるお店となっています。
奥方のもとに帰らずキャバレーに入りびたりの伯爵を中心にショータイムの様にオペラの登場人物が現れ歌い上げては去っていきます。
テノールが女装してメゾソプラノを歌う、もちろん絶妙!
全盤にセリフも多く、それが分かりやすさにつながっていました。
歌詞も「乾杯の歌」と「フィナーレ」以外はすべて日本語で歌われていたので、言葉と感情がダイレクトに伝わってくるオペラでした。
アリア、二重唱、四重唱と日本語で歌ったのを聞いたのは、はじめてでしたが、日本語の歌もすばらしいと思いました。

(写真は事務局で撮影しました)

「想定外の疑問符」

●公認市民記者 シンコ(看護師)

こんにちは、シンコです♪

28日の仕事帰り『500メートル美術館』会場で、
人間なのか動物なのか・・・、謎の生物に話しかけられました。

「アーティスト?」

と、見る者に語りかける生物は、
おがたかおの作品『アーティストじゃない』の画面中央に堂々と描かれた奴。
黒い水玉様の頭と黄色い皮膚を持ち、なにやら全身に文字を彫っています。
文字は奴と取り巻く背景を含めて画面全体を埋め尽くしており、その意味を追っていくと、

・・・アートって何だよ?
・・・アーティストって何だよ?

・・・誰だ、あんた?

・・・あんたちゃんと考えてるのか?と続くのです。

こんなこと言っちゃって、コヤツは怒っているのかしらん?
けれども丸いお顔にウルウルのお目々でにっこりしているのを見ると、どうも違うような気もするけれど・・・。
これまでも繰り返されてきた「芸術とは何であろう?」「芸術家とは何であろう?」という問いをこんなキッチュでカワイイ生物に投げかけられるなんて想定外でした♪♪♪

TPS「秋のソナチネ」 作・演出 斎藤歩

●11月30日公認市民記者 小川真生(54歳・主婦)

そばを打つ人がいて、手伝う人がいて、お客がいて、ピアノとチェロの演奏があって、
手伝う出前持ちの人の声が大きくて…。
なぜ蕎麦かって?
蕎麦のような芝居なんです。

深くて、きっぱりしていて、何も押し付けない。
淡々としていて、滋味深い。
ここぞという時には、妥協せず、ひかえ目に自己主張する。
出前持ちの人の声が、他のキャストより少し大きな訳は、ラストのあたりでだんだんわかってきました。
劇中6曲のソナチネが演奏されました。
優しく暖かく脳を撫でられる様な心地よい気持ちでした。
何処にでもありそうな、普通の人の日常の話が繋ぎあわされていくのですが、途中から予感した通り泣かされてしまいました。

小道具の使い方が心憎いです。
(ラップのかかったドンブリ。きっちりのお金が入った茶封筒。)
劇を見た後「私も案外良い人なのかもしれない」と思いました。
しみじみ良かったです。

雪降る札幌であったかい物語に出会った。
TPS「秋のソナチネ」。

●公認市民記者 はんにゃ(学生・22歳)

「蕎麦アレルギーの人は係員にお知らせ下さい。・・・なんとか対策を打ちます(笑)」
そんな前置きから始まる芝居なんてもちろん初体験。

すごく個人的な感想としては”ほぐれていく物語”。
身構えて状況を把握しょうとする私を優しく包んで裏切っていく。
人がいて、音楽があって、酒があって(笑)、蕎麦がある。
それは極上の幸せ。
いつも人生は小さなドラマにあふれている。
涙の裏には人のあったかさがある。

やっぱり見終わった後は叫んでしまった。
「蕎麦食べたぁーい!!!」

・ ・・やっと書けた。
今年はいろんな事があってなかなか書けず仕舞いだったブログたち。
来年も機会がいただけるならアートにどっぷりしたいです。

3ショット?!

この写真、実はクロスロードライブのファイナリストのスリーショットなんです。

今年のファイナリストたちはいつの年にも増してお3組とも仲がよろしいようです。
1番手・2番手のステージを終えた小林純平さんとnatsuさんが、トリのブラウンシュガーさんを見ているところ。

ちょっとひいてみるとこんな感じです。

事務局toko

プラズマニア「ミラクル!」を見てきました。

●公認市民記者 高城 由香里(パート)

「熱くなれるエンターテインメント」「勢いと疾走感」がうたい文句のプラズマニアです。
そのとおりの舞台でした。照明がドラマチック・音響がドラマチック。非常にエンターテインメントな芝居でした。とても楽しかったのですが1つだけ残念なのが・・・。

ストーリーがわかりやすいのはいいのですが、悪=殺人をしてしまう犯人、善=犯人を捜す探偵と刑事と被害者の家族、とあまりにも単純に分けてしまうのは残念。犯人に手錠をかけるシーンが事件の解決の場面として描かれているのも残念。人間や社会ってもっと複雑で1人の人間に善と悪が共存しているもの。そこにも触れてほしかったです。また、犯人逮捕で問題が解決するわけではありません。できれば犯人が自分の罪に気づくシーンとかに重要性を持たせてほしかったです。

でも!!とにかく楽しい舞台です。千秋楽を見ましたが満員御礼でしたよ!

見たらワクワクしてしまうような芝居です!

プラズマニアHP http://plasmania.net/

プラズマニア「ミラクル!」

●公認市民記者 小部朱実(看護師)

今回初めてプラズマニアを観劇させてもらいました。

若さあふれる舞台で勢いとお芝居の熱さが最初から最後まで続いてすごかったです。

お芝居は大学の同級生3人がある事件にその同級生の妹が巻き込まれて、、、
と話が展開していくのですが、その3人が卒業の日にした約束を何年たっても忘れずにいる事大切なことだなぁと思いました。

最初公演名の「ミラクル」って何だろう?と思っていたのですが、最後に納得させてもらいました。
奇跡って身近なものではないけれど、このお芝居でしていた「約束」は誰もがしたことのあるもので、それを忘れずにいること自体がひとつの「奇跡・ミラクル」なのではないかなぁ、と思わされました。
とても簡単そうだけど、難しい事だと思いました。
でも、その気持ちを大切にできたら幸せだなと思いました。

また、プラズマニアの次回の公演を観てみたいと思いました。

TPS公演を見てきました。
(秋のソナチネ)

●公認市民記者 高城 由香里(パート)

千秋楽でした。
お芝居の内容よりハプニングに気をとられてしまいました。

ハプニングその1;北海道文化財団理事長の磯田憲一さんが、今回のお芝居で出てくる「そば打ち」の指導をされたそうです。
公演を見に来ていた磯田憲一さんのことを舞台上の役者兼演出家、斉藤歩さんがアドリブで紹介しました。
相手役のそば屋の店主の俳優さんも「えっ?」という顔をしていましたが、そこは千秋楽。楽しくやろうという斉藤歩さんは「磯田さんに味見してもらえよ。」というアドリブまで・・・。
結局、舞台上で斉藤歩さんが味見するはずだった蕎麦は客席の磯田憲一さんが味見しました。「おいしい。」と。

ハプニングその2;公演終了後の演出家、斉藤歩さんのあいさつでまたまた斉藤節が・・・。
公演終了後のお約束なのでしょうかねえ、舞台上で練られ作られた生蕎麦を3名の方にプレゼントします、と斉藤さんが!

「先着で手を挙げた方に!」

と言われた瞬間、手を挙げた私。
なんと蕎麦をもらってしまいました(写真)。

観客およそ100名のうちの3名という確率!!
しかも土田英順さん(チェロソリスト)から手渡ししていただいたうえに握手までしていただきました。
さっそく家でいただきます。

斉藤歩さんは作曲の才能もあるんですねー。
劇中で流れるチェロとピアノのソナチネにうっとりしてしまいました。

TPSの情報は北海道演劇財団のHPで 
http://www.h-paf.ne.jp/

フィガロの結婚 札幌オペラスタジオ

●公認市民記者 小川 真生(54歳・主婦)

登場人物の息づかいが伝わるレチタティーボが、特に生き生きしていました。
歌い手と息の合ったチェンバロ、
そして舞台をリードしていくピアノ。
両方の演奏によって、心地良く、狂った1日「フィガロの結婚」に引き込まれて行きました。
舞台の上を自由に駆けめぐる歌い手の動きも美しかったです。
言語を消化しつくした上で、キャラクターを作り上げているのも、分かりました。

札幌オペラスタジオの「フィガロの結婚」に懸ける愛情の深さと情熱は計り知れない物があり、深く深く「フィガロの結婚」のテーマとは何かという所まで読み込んでいます。
どのように解釈するかは各人各様で正解などあり得ないと思いますが、今日のステージを見て、男女のわかりあえない悲しさ、せつなさ、滑稽さを感じ、そして愛すべき登場人物達が繰り広げる愛情劇のさまざまなパターンを通して、つまりは、愛する喜び、幸せを歌っているのではないかと感じました。
合唱も美しく、キャスト、合唱によるダンスの切れも良くまったく乱れがありませんでした。
大道具、衣装等の舞台上の色彩も洗練されていて、楽しめました。
存分に聴き、そして観る事が出来て、胸が熱くなりました。

12月5日/札幌市教育文化会館小ホール
(写真は事務局で撮影しました)

市民記者・シンコさんがついに!

500m美術館などの作品をいつも楽しく、そしてわかりやすく紹介してくれていたシンコさんが、今回の市民記者の活動がきっかけとなり、ご自分でもブログをはじめたそうです。

その名も『芸術閑談あれこれ』
http://sinko345.blog63.fc2.com/

シンコさんは看護師さんですが、現代アートに関する知識がとても豊富で、難解に思われがちな現代アートを私たちにもわかりやすく、ユーモアを交えながら紹介してくれます。

シンコさんにかかるとアートがとても身近なものに感じられます。

きっとこれからもさまざまな札幌のアートシーンをシンコさんならではの視点で紹介してくれると思います。

ぜひ、皆さんもブログをのぞいてみてください。

(事務局M)

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