やられましたわ。

今年からアートステージに参加する中学生演劇の取材をかねて、8日、石狩市立樽川中学校演劇同好会の公演に出かけました。
樽川中は昨年はじめて開催された中学生演劇の全道大会で見事最優秀賞を受賞。今年8月に東京で開催された「第7回全国中学校総合文化祭」に北海道代表として参加し、はじめて北海道の中学生演劇を全国大会の舞台で披露した学校です。8日は、その全国大会で上演した「ゲルニカ」(作・下元文乃)の公演でした。

感動しました。ちょっとやられちゃったなぁー、というのが正直な感想です。公演会場は図書館の視聴覚室で当たり前のことですが演劇を行うための機材が十分なわけではありません。普通の教室です。照明や音響も限界があります。決してベストな環境とはいえません。ですが、最初から最後まで全くそんなことが気にならないほど、観ている誰もが舞台に集中しているのがわかりました。
  「しょせん中学生の劇だろ」っと、思っている人いませんか?正直に告白するとボクも心のどこかに中学生の演劇を軽く見ているフシがありました。しかし、樽川中の「ゲルニカ」を見て、少しでもそんなことを思っていた自分が恥ずかしくなりました。
鈴木先生、村上先生、ありがとうございました。村上先生は「全国大会が自信となり、子供たちがひとまわり大きくなったような気がする」とおしゃっていましたが、その言葉どおり実に堂々とした舞台でした。力がありました。迫ってくるものがありました。伝わってくるものがありました。全く何もない視聴覚室に中学生たちは確実に自分たちの世界をつくりあげていたと思います。素直に感動です。リハの最中にいろいろとお話を聞かせてくれた部長の吉田さん、シェリー役の池端さん、とてもいい舞台でした。ありがとう。これからもがんばってくださいね。
とにかく「恐るべし中学生演劇」です。皆さんもぜひ12月1日・2日の「北海道中学生演劇発表札幌大会」に足を運んでみてください。油断していると、確実にやられます。
長くなりましたが、文章量=「感動の大きさ」と考えていただければ。・・・それにしても不出来で不勉強で不真面目なおじさんは、今回中学生からいろんなことを学ばせていただきました。反省。(m)

2007年09月12日 : Text by SAS2007
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